雑貨店が直面したSNS活用の課題

―それでは、まずKAKUSANを導入する前のSNS活用の現状と課題について教えていただけますか？

私たちの店は一見するとただの雑貨店かもしれませんが、それぞれの商品が物語を持ち、個性的でユニークなものばかりを取り扱っています。その独特の世界観を伝えるためにはSNSの活用は欠かせませんでした。ですが、特にInstagramの活用において、認知獲得の成果が見えにくく、投稿の頻度や内容に一貫性がなく、フォロワーの反応もパッとしない…という問題に直面していました。

―Instagramについては、思うような成果が得られていなかったと。その他のSNSはどうでしたか？

他のSNSでも、TwitterやLINEはある程度運用していたものの、フォロワーが一定数増えては滞る…という状況でした。また、アルゴリズムの変更に即座に対応することが難しく、投稿のリーチがなかなか伸びない状況に悩んでいました。

―アルゴリズムの変更に迅速に対応するのは確かに難しそうですね。SNS全体の運用としては、どのような課題があったのでしょうか？

具体的な戦略が欠けていたことが最大の課題でした。例えば、どのタイミングで何を投稿するか、どのようなコンテンツでフォロワーを惹きつけるか…といったポイントが明確ではありませんでした。また、投稿の効果測定や反響の分析も十分に行えておらず、効率的なSNS運用ができていなかったのです。

リーチ数の増加とSNSに対する考え方の変化

―KAKUSANを導入するに至った経緯と、その効果についてお聞かせください。

自店のSNS戦略の見直しを考えていたところ、KAKUSANの存在を知りました。導入を決めた理由は、リアルタイム分析を通じた戦略改善が可能であることと、リード獲得を大幅に引き上げたという実績があったからです。

―具体的にどのような変化があったのでしょうか？

KAKUSAN導入後、私たちのSNS運用は大きく変わりました。具体的には、どの投稿が反響を呼んだのか、どの時間帯の投稿が反響を呼びやすいのか等、リアルタイムで把握することが可能になりました。この情報に基づいて投稿のタイミングや内容を変えていくことで、リーチ数だけでなくエンゲージメントの向上を実感しました。

―それはすごいですね！具体的にリーチ数はどれくらい伸びたのでしょうか？

導入してから約2ヶ月の間に、リーチ数が1.5倍にまで増えました。また、フォロワーの伸び率が向上し、投稿の反響も大きくなりました。さらに、リーチ数が増えるだけでなく、質の高いリード獲得ができたことが大きいです。

―素晴らしい結果を得られたようで何よりです。具体的な効果以外に、KAKUSAN導入によって何か変わったことはありますか？

KAKUSANの導入によって、SNSの運用に対する考え方自体が変わりました。それまでは投稿すること自体が目的となっていた部分がありましたが、KAKUSAN導入後は、各投稿がどのような結果をもたらすのかをきちんと見るようになりました。それにより、投稿の質を上げるための新たな試みをするきっかけにもなりました。

KAKUSANを活かした新商品開発も目指して

―それでは、これからの展望についてお聞かせいただけますか？

KAKUSANの導入により、SNS戦略は見えなかったものが見えるようになりました。今後はそのデータを基に、より精度の高いマーケティング戦略を展開していきます。具体的には、お客様の反応が良かった投稿を分析し、それを反映した新しい商品開発やサービス向上を目指します。

―なるほど、より反応の良い投稿に基づく新商品開発とは具体的にどのようなものを考えているのでしょうか？

たとえば、ある特定の商品に関する投稿の反響が大きかった場合、その商品を元にした新商品開発や、その商品に関連するイベントの開催などを考えています。また、より具体的な顧客のニーズを把握するため、アンケート投稿も活用しようと考えています。

―活用範囲がさらに広がるのですね。KAKUSANの今後の活用については、何か特別な考えはございますか？

もちろん、KAKUSANの更なる機能活用を考えています。リアルタイム分析以外のまだ活用しきれていない機能がありますので、それらを駆使し、さらにリーチ数を増やし、売上向上を実現したいと考えています。

―あらゆる可能性を追求する、ということですね。今後の展開も楽しみです。今日は貴重なお話をありがとうございました。

いえ、こちらこそありがとうございました。